外食の未来は「単品」ではなく「体験」で戦う時代へ

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外食市場では、近年“看板メニュー一本勝負”ではなく、「ブランド価値 × 多角的な提供方法」で収益を作るモデルが急速に増えています。

その象徴が、ハンバーガーチェーン各社の“脱ハンバーガー戦略”です。

たとえばモスバーガーは、店舗販売ではなくEC向けの冷凍食品「モスライスバーガーのり弁」を発売し、初回で完売する異例のヒットを生みました。

これが示すのは、外食ブランドが“店に来てもらう”だけでなく、“家でブランドを体験してもらう”仕組みをつくる時代に入ったということです。

またドムドムバーガーは、ハンバーガーではなくアパレル・雑貨・100円ショップとのコラボグッズの売上が絶好調。これは、飲食店が持つ世界観・キャラクターを「IPビジネス」に昇華させることで、飲食以外の収益を作れる好例です。

フレッシュネスバーガーでは、夜にお酒とおつまみを提供する「フレバル」施策が成功し、
“昼のバーガー店”という固定概念を破り、「夜の居場所」に進化しつつあります。 

飲食店にとって、この動きが意味することは明白です。
売上は「料理」だけで作る時代が終わり、「体験 × ブランド × 提供方法」で作る時代に入ったということ。では、中小規模の飲食店が今すぐ取り組める“脱単品戦略”とは?

■1)店の名物を“テイクアウト・冷凍・EC化”
冷凍技術の普及で、個人店でも冷凍販路を作るハードルが下がりました。
名物料理(餃子・カレー・スープ・ソースなど)があれば、ECは確実に売上の新しい柱になります。
■2)店の世界観を活かした「小物・ノベルティ」をつくる
キャラクターがいなくても、
・店ロゴのステッカー
・オリジナルTシャツ
・職人の道具をモチーフにした小物
は固定ファンに刺さります。
■3)「時間帯」を変えるだけで売上は伸びる
・昼:ランチ
・夜:通常営業
・深夜:軽いおつまみ+バー
のように、同じ厨房でも“別の顔”を作ることは可能です。
フレッシュネスバーガーの成功は、まさに「時間帯の再活用」です。
■4)客単価を決めるのは“料理より時間”
特に夜は、
「滞在時間 × ドリンク利益 = 売上」
になるため、心地よい空間演出・照明・BGM は料理と同じくらい価値があります。

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