『進撃の巨人』において調査兵団第13代団長を務め、人類の希望を背負い続けたエルヴィン・スミスですが、彼の壮絶な最期や作中で見せた不可解な行動は多くの読者に衝撃を与えました。
カリスマ性と冷徹な判断力を併せ持つ彼は、一体何を考え、何のために戦っていたのでしょうか。
本記事では、メインキーワードである「死亡した話数」や「笑った理由」を中心に、彼の年齢や身長といったプロフィール、そして「もし生きてたら」という考察まで詳しく解説します。
進撃の巨人エルヴィンが死亡したのは何話?
物語の中盤において、調査兵団を壊滅状態に追い込みながらも獣の巨人に特攻を仕掛けたエルヴィンの最期は、涙なしには語れません。
彼が死亡したのは、原作漫画では21巻の第84話「白夜」、アニメ版ではSeason3 Part.2の第55話「白夜」にて描かれています。
獣の巨人の投石攻撃により瀕死の重傷を負ったエルヴィンは、一度はリヴァイの手によって壁の中まで運ばれましたが、巨人化薬(脊髄液)を使用する直前に自ら腕を払い除けるような仕草を見せ、息を引き取りました。
この「白夜」というエピソードは、エルヴィンとアルミンのどちらを生かすかという究極の選択が迫られた回であり、ファンの間でも伝説的な神回として語り継がれています。
エルヴィンの最後の言葉と夢
死の間際、瀕死状態で意識が混濁している中で彼が発した最後の言葉は「先生…壁の外に人類がいないって…どうやって調べたんですか?」というものでした。
これは彼が子供時代に、教師であった父に対して教室で質問をした際の言葉です。
調査兵団団長として兵士を鼓舞し続けた彼ですが、最期に見せたのは「父の仮説を証明したい」という純粋かつ個人的な夢に囚われた一人の少年の姿でした。
地下室の真実を目前にして散った彼の無念さと、死の直前まで夢を追い続けた執念が感じられるシーンと言えるでしょう。
エルヴィンとアルミン、究極の選択
瀕死のエルヴィンと、超大型巨人の熱波により黒焦げになったアルミン、どちらに巨人化薬を打ち生き返らせるかという場面で、リヴァイは最終的にアルミンを選びました。
人類の勝利のためには冷徹な悪魔になれるエルヴィンが必要だと多くの兵士が主張しましたが、リヴァイは「こいつをこれ以上地獄に連れ戻すな」という想いから、彼を安らかに眠らせる選択をしたのです。
結果としてエルヴィンは死亡し、アルミンが超大型巨人を継承することになりました。
進撃の巨人エルヴィンが笑った理由とは
作中でエルヴィンが見せた不可解な行動の一つに、「巨人の正体が人間である可能性」を聞かされた際に笑みを浮かべたシーンがあります。
これはアニメSeason2の第37話(原作13巻51話)にて、ハンジとリヴァイへの報告中に描かれました。
リヴァイが「気持ちの悪い奴だ」と評したこの笑顔ですが、エルヴィンが笑った理由は「自分の父親が立てた仮説が真実に近づいたから」です。
幼少期、彼の父は「王政は壁の外の記憶を消すために壁の中に人類を閉じ込めたのではないか」という仮説を立てましたが、それにより憲兵団に殺害されてしまいました。
巨人が人間であるという事実は、「壁の中の人類こそが特殊な状況にある(外にも人類がいる)」という父の説を裏付ける大きな一歩だったため、幼い頃からの悲願が正しかったことへの歓喜と興奮が、あの不気味な笑みとして表出したのです。
エルヴィン・スミスのプロフィール(年齢・身長・声優)
ここで改めて、調査兵団団長エルヴィン・スミスの基本的なプロフィール情報を整理しましょう。
• 年齢:30代後半(公式ガイドブック等の情報より推測、誕生日は10月14日)
• 身長:188cm
• 体重:92kg
• 声優:小野大輔
身長188cmという恵まれた体格を持ち、金髪碧眼の整った顔立ちが特徴的です。
また、声優を担当した小野大輔さんの重厚で説得力のある演技は、兵士たちを死地へと導く団長のカリスマ性を完璧に表現していました。
エルヴィンの強さと失った腕
エルヴィンは知略に長けた指揮官としてのイメージが強いですが、個人の戦闘能力も非常に高く、リヴァイが入団するまでは調査兵団内でもトップクラスの強さを誇っていました。
しかし、エレン奪還作戦の際に巨人に噛みつかれ、右腕を失ってしまいます。
腕を食われながらも「進め!」と叫び続け作戦を続行させた姿は、彼の異常なまでの精神力と覚悟を象徴する名シーンです。
片腕となった後も立体機動装置を使いこなし、最前線で指揮を執り続けたことは驚異的と言わざるを得ません。
エルヴィンの名言
彼が放った言葉の数々は、残酷な世界で戦う兵士たちの心を奮い立たせました。
特に有名な名言として、以下のものが挙げられます。
• 「心臓を捧げよ!」
• 「兵士よ怒れ 兵士よ叫べ 兵士よ戦え!」
• 「君には何が見える?敵は何だと思う?」
特に「質問」に関する「敵は何だと思う?」という問いかけは、物語の核心を突く重要な伏線となっており、単なる巨人討伐だけではない世界の深淵を彼が見つめていたことを示唆しています。
もしエルヴィンが生きてたら?
物語完結後もファンの間で絶えず議論されるのが「あの時、エルヴィンが生きてたらどうなっていたか」というIFの話題です。
もし彼が超大型巨人を継承していた場合、地鳴らしの発動やエレンとの対立構造は大きく変わっていた可能性があります。
冷徹な判断ができる彼ならば、エレンの暴走を早期に抑止していたかもしれませんし、逆に非情な作戦で世界を敵に回していたかもしれません。
しかし、彼自身は「地下室へ行くこと」を行動原理としていたため、その夢を叶えた後に燃え尽き症候群になっていた可能性も否定できません。
結果としてアルミンが選ばれたことは、未来への希望を託すという意味で物語上必然だったとも考えられます。

コメント